初めて農家さんと一緒に畑に入り、お世話をして収穫したトマトは、
“おいしい”以上に”うれしい”味がしました。
  
畑の景色、肌に感じる気温、お野菜を作っている人とその思い、
いろんなものが一つのトマトにぎゅっと詰まっていて、
「おいしいよりもうれしい」そんな味がしたのを今も覚えています。
  
お野菜一つ一つに
 
どんな場所で
どんな人によって
どんな思いで育てられ
どのようにして私たちの手に届くのか
 
それぞれにあるストーリーが、Gg’sは大切だと考えています。
 
農家さんのところに直接会いに行き、畑を見せていただき、
時にはお手伝いをさせていただき、
大切に育てられたお野菜をわけていただく。
そして、食べてくださる方々のもとへストーリーと共に大切にお届けしています。

2011年に東日本大震災が起き、大学だった私は福島県出身のシンガーソングライターYammyさんのお手伝いで、初めて福島県白河市を訪れました。
 
京都生まれの私にとって、福島県は縁のなかったところで、
震災後の傷跡は各所にありましたが、それ以上に自然の豊かさに驚きました。
 
福島県で多くの方々と交流する中で、夕方になると自動車販売店の駐車場に軽バンや軽トラックに採れたての野菜を積んで集まり、夕市をひらいている農家のチームに出会いました。
 
SNSなどで情報を拡散して、多くの地元の人々が集い、「にんじんの詰め放題」や「ブロッコリーのブーケ」などを楽しそうに販売しておられました。 
 
 
私が勝手に思い描いていた”地味で古い農業”や”風評被害で大変な福島県の農家さん”と正反対の、「前向きで楽しくカッコいい農業」がそこにはありました。
 
「起きてしまったことは仕方ない!震災前から大変だった。今から改めて、地元の人たちと一緒に福島の農業を作っていきたい。」
と話す彼らに、心が動かされたのを覚えています。
 
 
その出会いがきっかけとなり、その後も福島県だけでなく、地元京都の農家さんを何件か訪れ、実際に畑でお手伝いをさせていただき、お話を伺う機会をいただきました。
 
農家さんによって様々な考え方もあり、お野菜の味も少しずつ違いますが、それぞれのストーリーを感じていただくお野菜は、どれも美味しくて、楽しくて、ほっと心が落ちつく、安心できるものでした。
 
 
「お野菜が生まれるストーリーを伝えることで、新しい野菜のおいしさや魅力を届けていきたい。」
 
そんな思いで、Gg’sは始まりました。
 
京都の農家に伝わる伝統の販売方法である”振り売り”を通して、少しずつ農家さんやお客様との出会いを重ね、より美味しいお野菜を届けていけたら幸いです。
 
 


 

 

 
 

 
 
 
 

 
角谷 香織 (すみやかおり) 
 
1988年京都生まれ
京都市立堀川高等学校 卒業
京都大学工学部建築学科 卒業

京都大学大学院工学研究科建築学専攻 修士課程修了

学生時代よりシンガーソングライターYammyのアシスタントを経験
卒業後内定を辞退しフリーランスへ

福島県や地元京都市の生産農家との出会いから一念発起し、
Gg'sとして地野菜の販売を開始



 
  お野菜の販売に関しては 
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